コーヒー好きの為のおススメ推理小説 “珈琲店 タレーランの事件簿”

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面白い推理小説を読みたい!

ワクワクする小説を読みたい!

こんな悩みをお持ちの方に、紹介したい小説があります。

<タイトル>
珈琲店 タレーランの事件簿
<著者>
岡野琢磨
<発売日>
2012年8月
<その他>
第10回の「このミステリーがすごい!」の隠し玉作品として評価された人気小説です!

今回の記事が何を読もうか悩んでいる人の助けになれば幸いです。

タレーランの事件簿は推理小説好き以外の方にもおススメできます。私がおススメする理由は次の3点です。

  • コーヒー、喫茶店、バリスタに興味が沸く推理小説
  • 清楚系のヒロインと奥手な青年のゆっくり進む恋物語が楽しめる小説
  • 舞台が京都のシリーズ作品
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コーヒー、喫茶店、バリスタに興味が沸く推理小説

タイトルからも分かる通り、小説のストーリーは珈琲店を中心に進みます。

主人公はコーヒー好きな青年と聡明な美人バリスタです!

その為かコーヒーの描写が所々ありますが、それを読むと無性にコーヒーが飲みたくなる不思議な魅力をもった作品でもあります。小説に登場するような美人バリスタが淹れるブラックコーヒーを珈琲店で飲みながらこの小説を読むと、あたかも登場人物になったかのような感覚になるでしょう!(残念ながら、私は実践できず・・・。)

タイトルに”事件簿”と書いてる通り、ジャンルは推理/ミステリー小説です。
但し、典型的な推理小説とは違って殺人事件は起きません

タレーランは現在6巻まで発売されおり、私が読んだ4巻までは殺人事件は起きていません。殺人の起きない推理小説でここまでワクワクする推理小説は中々ありません。

殺人は起きませんが、各事件が逆に現実に起こりそうな展開で、どんどん引き込まれます!また、タレーランの事件簿は基本的には短編小説になります。1巻には7~8話くらい収録されており、1話が約50ページくらいなので、手軽に読めますね!
各話は独立した話のようで、実は繋がっているということもあります!

ただし、3巻は長編小説となっています!

清楚系のヒロインと奥手な青年のゆっくり進む恋物語が楽しめる小説

男でも恋物語には興味はあるんですw

がっつりな恋愛小説には興味ないですが、サブストーリー的に恋愛が進む小説は好きです!なんか、読んでてドキドキ?しますよね笑

推理小説ではよくあるのは、ヒロインは恋愛体質にないパターン。

タレーランもそのパターンです笑

タレーランでもコーヒー好きの青年と美人バリスタの間で、恋愛感情?が生まれます。

その展開速度がゆっくりなんですよ。じらしまくってます。

舞台が京都のシリーズ作品

推理小説に関わらず、小説には1巻完結型とシリーズ型がありますよね!

私はどちらかというと、シリーズ作品が好きです!シリーズ作品の良さは、その作品の世界観が広がることですよね。登場人物の関係性(恋愛の進展)が変わっていくのも楽しいところですね!

あとは、読む本を探してるときにシリーズ作品で気に入るものがあれば、
残りの作品を読めばわざわざ探す必要がなくなるというメリットもありますね笑

タレーランは2020年2月までに6巻発売されています。
私は現時点では4巻まで読みましたが、どれも楽しく読むことができました。

あとは、個人的に京都にはゆかりがあり、小説の舞台が京都であることから描写されている背景などをしっかりとイメージできたのも、作品を楽しめた要因だと思います。

最後に

タレーランの事件簿は淡い(?)恋物語を楽しみながらコーヒーが恋しくなる魅力的な推理小説です。珈琲店でも家でもいいので、コーヒーを飲みながら読むと、一段と楽しめること間違いないです!

また、短編小説ということもあり、非常に読み易い小説です。短い小説ながら、伏線回収もしっかりと行われており満足度の高い作品となっています。

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