【IELTSとTOEFLならどっち?】大学院留学で受けるべき英語試験

留学

大学院留学の為にIELTSとTOEFLってどっち受けよう?

本記事を読んで頂ければ、そんな悩みもすっきりします!

結論から言うと、IELTSをおススメします。

IELTSをおススメする理由は、高得点を狙いやすい/点数を伸ばしやすいからです。

この記事を書いている人

TOEFLIELTSの2つ共受験経験あります。
イギリスの大学院留学時にはIELTSめっちゃ勉強しました!

IELTSとTOEFLの特徴を説明しながら、IELTSをおススメする理由を解説していきます。

記事を読んで頂ければ、IELTSとTOEFLの特徴が分かり、どちらを受験すべきか決心できると思います。

*大学によっては英語試験が指定されていますので、事前によく確認してください。

IELTS・・・イギリス、オーストラリア、ニュージーランド中心。アメリは一部の学校で採用

TOEFL・・・英語圏ほぼ全ての学校で採用
  • IELTS/TOEFLの受験に関する特徴
  • IELTS/TOEFLのテストに関する特徴
記事の内容

それでは、本題に入ります。

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IELTS/TOEFLの受験に関する特徴

IELTSとTOEFLの受験料

IELTS・・・¥25,380

TOEFL・・・$235
 

IELTSは日本円に対して、TOEFLは米ドルになります。

つまり、TOEFLはドル円の為替によってかかる費用が若干変動してしまうんです。

厳密にどっちが安いかは言えませんが、大きな差はないと言えるでしょう。

IELTSとTOEFLの試験会場と回数

IELTS・・・16会場(16都道府県)、1回/数か月

TOEFL・・・全国、1回/週‐60回以上/年
 

試験の普及率で言うと、圧倒的にTOEFLの方が進んでいます

IELTSは会場によっては2回/月に試験を開催していますが、1会場での試験回数は数回/年が基本です。地方在住の方は、受験の為にわざわざ遠出する必要があるので、IELTSの方が余計な出費が掛かる可能性があります。

テストを選ぶならTOEFLの方が良いんじゃないか?

そんな考えを持った人も多いではないでしょうか。

しかし、大学院留学には大学側が定めた水準以上のスコアを取る必要があります

その為、少しでも合格点を摂れるテストを受けるべきだと考えます。

IELTS/TOEFLのテストに関する特徴

IELTSとTOEFLのテスト構成

IELTS/TOEFL共通・・・Reading、Writing、Listening、Speaking4技能

テスト構成は同じですが、IELTSはペーパー試験TOEFLはPC上での試験になります。

両テストの各項目の試験内容を表中に簡単に纏めました。

IELTSTOEFL
Reading60分
1パッセージ約900語×3パッセージ
内容はアカデミック中心
60分~80分、
1パッセージ約700語x3~5パッセージ
内容はアカデミック中心
Writing60分
2問:グラフなどの分析とエッセイスタイル
筆記式
50分
2問:1問はReading×Listeningの複合問題
PCにタイピング
Listening40分
問題用紙見ながら音声聞ける
様々な国のアクセント有り
60分~90分
音声を聞き終わるまで問題用紙を見れない
アメリカ英語中心
Speaking試験管との面接方式
11分で3問
3技能の翌日に実施
PCに向かって回答する
20分で6問

ReadingIELTSTOEFLでは難易度には大きな差がないです。

しかし、Writing、Listening、SpeakingTOEFLの方が難易度が高いと言われています。

その理由は、TOEFLがPC上で行われることに加え、他の技能の複合問題が多い為です。これがTOEFLの方が難易度が高いと言われている要因です。

その点、IELTSは各技能の試験は単独の試験であり特にSpeakingは面接官へ話す試験なのでやりやすいです。TOEFLとは違って、PCに話しかけることに慣れる必要がなく、時間制限に厳しくないのがメリットです。

但し、Writingは筆記試験なので、書くことに慣れていないと苦労します。という私も英語を書くことはしばらく行っていなかったので、慣れるまで苦労しました。

IELTSとTOEFLのスコア

IELTS・・・9点満点/各セクション、0.5点刻み、各セクションの平均点で判断

TOEFL・・・30点満点/各セクション、1点刻み

IELTSは各セクションの平均点が、受験生の点数になります。

その為、苦手技能があったとしても他の技能で挽回しやすくなっています。

例)合格水準が6.0点以上

Reading 5.0、Writing 6.5、Listening 6.5、Speaking 6.5でも平均点が6.0

但し、必要最低点を設けている大学が多い
例)全セクションで5.0以上必要など。

最後に

IELTSとTOEFLは同じ英語能力試験とは言え、様々な違いがあります。

各特徴をしっかりと把握することが、目標とするスコア取得には必要です。

スコアアップには時間が掛かるので、いつの試験で目標点を達成するか時間には余裕をもって勉強を開始するのをおススメします

また、これからの受験はコロナの影響で、予定通り受験することが難しい可能性がありますので試験実施日はよくご確認ください。

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