
IELTS対策ってどう始めるのがいいんだろう?

イギリスの大学院留学をしたレレの勉強方法を紹介します!
(トータル平均スコア6.5点)
・おススメ参考書を紹介
・Rere式IELTS各パート勉強法
特徴を知ろう!IELTSの試験内容

まずは、IELTSの試験内容を見ていきましょう!
IELTSの試験内容を簡単な一覧表にしてみました!
■項目■ | ■所要時間■ | ■内容■ |
Writing | 60分 | 150文字と250文字の英作文 |
Reading | 60分 | 3セクションで全40問。単語量は全部で2700語ほど |
Listening | 30分 | 4セクションで全40問。筆記回答問題有り |
Speaking | 11~14分 | 試験官との1on1で3セクション |
他の英語試験と比べると最大の違いの一つは、筆記試験であることです。
つまり、スペルミスが失点に繋がるので英単語のスペルまでしっかりと学習する必要があります。
合わせて、IELTSの公式サイトに試験内容をまとめているガイドブックがありますので、ガイドブックに一度目を通すことをおススメします!ガイドブックはこちら!
IELTS対策に最適!おススメの参考書1冊!■必読■

次にIELTS学習の強い味方、おススメの参考書を紹介します!
こちらの参考書はIELTSを特に初めて受ける人には強くおススメしたい1冊です。私が”IELTS実践トレーニング“おススメする理由は以下3点になります!
②各セッションごとにサンプル問題が多く、解説も丁寧である。
③模擬試験が1回できる!

私はこの本でIELTSの傾向と特徴を学ぶことから始めました!!!
参考書は色々あって悩むかと思いますが、初めはIELTS実践トレーニングをおススメします!
IELTS パート毎勉強法■Rereスタイル■

各パート毎のおススメ勉強法を紹介させて頂きます!
Writing
本文に進む前に次の文章の違いがわかりますか?
I ate chicken last night.
I ate a chicken last night.
答えはWritingパートの最後に!
Writing タスク1
高確率でタスク1はグラフを説明する問題です!
タスク1で高得点を取る為のポイントを纏めると次のようになります!
→グラフの動向を表す表現を覚え、正しく使うこと!
②20分くらいで終わらせる!
①についてですが、タスク1で読み解くグラフは複雑なグラフではなく、ベーシックなグラフが中心です。
このタスクで大事なのはグラフの特徴を正しく説明する事です!
例えば、グラフが増加傾向にあるのに“減少”や“横ばい”などと説明すると大きく減点されます!
グラフを説明するときに必須な表現や英単語は、次を表す表現でになります。
- 「~に達した」
- 「~の○倍・○分である」
- 「急激に・徐々に」
これらは上記の参考書中にも説明されていますので、確認して見て下さい!
また、グラフを説明する際に意外と注意が必要なのは時制になります。グラフを説明する際の時制の注意点も”0分くらいで終わらせるのがおススメです!!
その理由は、タスク2の方が配点も高いので残りの40分をタスク2に使うほうが高得点に繋がる可能性が高いです。
その為、タスク1は可能な限り早く終わらせることをおススメします。こだわりすぎるとタスク2に使える時間が減りますので、気持ちを切り替えて終わらせるようにしましょう!
Writing タスク2
タスク2はエッセイ問題になります!当然ですが、エッセイのトピックは当日になるまでわかりません。タスク2で高得点を取る方法を纏めると、次のようになります!
②エッセイのライティング術/文章構成をマスターしておく!
①についてですが、タスク2はエッセイ問題でトピックに対するあなたの考えを書く必要があります。
難しいトピックが出てくる可能性は低いと思いますが、普段からニュースを見ておき、自分の考えや意見を持つようにすることをおススメします!
タスク2で大事なことは、自分の立場(賛成か反対か)はどちらでエッセイを書くか短い時間で決めることです!
ここで悩むと書く時間がなくなるので、できるだけ早く決めましょう!そしてここで自分が賛成する・反対する理由両方をメモに残しておいてください(理由は後で説明します)。
ちなみに私が受験した時の問題は
「制服制度についてどう思うか書いてください」
でした。・・・・正直つらかったですよ(笑)。
②についてですが、エッセイ問題ではエッセイに適した文章構成をマスターし、その構成にそって書くようにしましょう!ライティングのおススメ文章構成を紹介します!
段落②:自分の意見をサポートしてくれる客観的な意見(できれば3つ)
段落③:自分とは反対意見の考察
段落④:まとめ
段落③で使うために反対の意見に関するメモが必要になります!
またタスク2はカジュアルではなくフォーマルな文になるので、省略形ではない形で書きましょう。
さあ、章初めのクイズの答えです!
I ate chicken last night→昨晩、鶏肉を食べました。
I ate a chicken last night→昨晩、ニワトリを1羽食べました。
こういった冠詞一つで意味が大きく変わるのが英語の難しさの1つです。無料で学習できる特典のあるサイトもありますので、有効活用できますよ!

Reading
・文章は学術的な内容で一般向けに書かれたものが多いです。
・問題は選択式問題から筆記回答問題と様々な問題があります。
IELTSのReadingで高得点を取るのに必要なスキルと勉強法を簡単に纏めてみました!
②リーディングへの慣れ
③語彙力アップ
①について、まず用語の説明をさせて頂きます!
スキミング:センテンス(文章)のトピックを追っていくリーディングのテクニック
スキャニング:特定の語彙を文中から見つけ出すテクニック
基本的な英文の構造は次のようになっていることが多いです。
トピックセンテンス(主張)→その根拠となる説明→トピックセンテンスの言い直し
スキミングすることで各段落の第1・2文を読めば、その段落の論点が理解できるのです。但し、段落の文中に”But”や”However”など逆説を表す単語が出てきた場合は注意が必要です!そこで文の流れが変わりますので!
Reading問題には回答する際にスキャニングのテクニックが必要になる問題が多いです。
スキャニングを習得するためには常に意識をしながら英文を読み、なんどもリーディング問題を解くのがおススメです!
②・③についてですが、英文に慣れていない方は日本の新聞社が発行している英字新聞を使うのがおススメです。文章量は少ないのが多い為、英文に慣れるためには最適です。
Readingの学習方法は次の2通りを行うようにしましょう!
- 精読:一文づつじっくり読み込む。語彙力UPにも効果的!
- 速読:流し読みをして文章の大意を掴む(スキミング)
英文に慣れてきたら上記で紹介した”IELTS実践トレーニング“やリーディング専用の参考書を使いましょう。おススメのリーディング専用の参考書もせっかくなので、紹介しておきます。
初めは解説や各文書の和訳がついている日本の参考書から始めるのがおススメです。
慣れてきたら洋書の参考書もおススメです!
必ずしもIELTS用の参考書ではなくても英文を読むことはリーディングの勉強に役立ちますので、継続して英文を読むようにすることがおススメです!

語彙力UPを目指すなら、自作の単語帳を作りましょう!
・この際に選ぶ単語は全ての知らない単語ではなく、重要度が高いと思う単語だけでOKです!単語帳作りが目的にならないよう気を付けましょう!
Listening
Listeningについてのおススメ勉強を簡単に纏めると次の通りです。
②毎日英語を聴く‼
ListeningだけでなくSpeakingスキルの向上が期待できるのがシャドーイングです。
シャドーイングは通訳の勉強法として有名な方法です!やり方は簡単で、聴こえた英単語を影 (shadow) のように後から追いかけて同じ内容を口に出す練習方法です。
初めのうちは難しいでしょうけど、継続して行えば効果が表われますので是非行ってみてください!
Listening以外にも言えることですが、毎日英語に触れることが大事です。
私は以下のように参考書を使ってListeningの勉強をしてました!
Listeningに自信のないかたは、Listening専用の教本を使用されることをお勧めします。初めのうちはIELTS専用のものでもなくてOKです!!すでにお持ちの教本があれば、それを使って毎日聴くことがいいでしょう!
英語に慣れてきたらYotubeにアップされているListening動画も活用しましょう!IELTSは様々な国の人の英語を聞き取らないと行けないため、様々な国の英語に触れるようにしましょう!
Speaking
上記のシャドーイングもスピーキング対策として有効ですが、一番良いのは話すこと!
本来であれば、交流会やイベントに参加してネイティブスピーカーの方と会話するを設けるのがいいですが、このコロナの状況もあるので対面以外の機会も活用しましょう!
今や数多くのオンライン英会話教室があるので、それらを有効活用しましょう!残念ながら、オンライン英会話教室はこれまで使ったことがないのでおススメなどを紹介できませんが、これから調査して近いうちにご紹介できればと思います!
また、Speakingテストで一番やってはいけないこと誤解と沈黙です。
問われていることが何か分からない場合は、しっかりとその旨を意思表示しましょう。
「もう一度言って/説明してください。」
「あなたが言われていることは~ということですか?」
などは言えるようにしておきましょう!
また、Speaking中の自分の考えを纏めている間とは言え、沈黙しない方がいいです。
その際の繋ぎになる、”well”や “let me think”などを自然に言えるようにしておきましょう!
まとめ

IELTSはマーク式の問題ではなく、筆記式の問題になります!
その為、スペルミスが減点に繋がるので普段から書く癖をつけておいた方がいいでしょう!
決して簡単な試験ではないので、いつまでに目標スコアを取ればいいのか、目標スコアを取るまで何度受験できるか確認して学習計画を立てましょう!
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