
大学院留学の推薦状っていつ準備しよう?
こんな質問に答えます!
この記事を読み進める前に、皆さんの留学したい国が推薦状が必要かどうかご確認ください。
留学したい国に推薦状が必要かどうか分からない方は、過去に国ごとに必要な書類をまとめた記事がありますので、そちらを参照ください。

イギリスの大学院留学をしていたレレです!
留学の準備は苦労しましたので、その経験から皆さんが同じ轍を踏まないように、私が苦労した点を共有させてもらいます!
それでは、数ある留学に向けての出願書類の中で、推薦状を早めに準備しておいた方がいいか説明させて頂きます。
その理由はたった一つです。それは推薦状は他人に動いてもらわないと進まない案件だからです。
推薦状以外で出願に必要な書類、エッセイ・英語履歴書・TOEFL/IELTSのスコア・大学の成績証明書は自分次第で何とでもなります(当然、良いエッセイや英語試験のスコアアップにも多くの時間は必要になります)!
この理由により、人によっては推薦状を入手するまでに想定よりも長い時間が必要になることもあります。当然、この理由により想定よりも短い時間で準備できる人もいます。
それでは、私がここまで早めの推薦状準備をおススメするか、私の経験を基に説明させて頂きます。
大学院留学の推薦状は2通必要
私がここで伝えたいことは、人脈って大事だよってことです。
過去の記事でも簡単に触れましたが、推薦状は2タイプあります。
・プロフェッショナル・・・勤務先の上司に書いてもらう
留学するタイミングでどちらのカテゴリーから何通必要かは変わってきます。例えば、現在大学生が卒業後に留学を考えている場合はアカデミックが2通必要になります。また、社会人になって数年目の方はプロフェッショナル2通が必要になります(進学先によってはアカデミックの推薦状が1通ある方を好む大学もあるみたいです)。
私の場合はと言いますと、入社1年後にイギリス大学院留学を決意したこともあり、留学仲介業者の方と相談してアカデミック2通を準備することになりました。
*仲介業者に関する記事は後日書きますね。
私はこのアカデミックの推薦状の準備するのに、かなーーーーり苦労しました。
私は2012年8月から留学をしたのですが、出願期限が2012年1月下旬で、推薦状を入手できたのは2012年の1月中旬です。
ちなみに推薦状を準備し始めたのが2011年の8月下旬ごろです。約5か月掛かっていることになります。
当時の私に起こったことを箇条書きにすると、こんな感じです。
- 4名の大学教員に推薦状を依頼するも断られ諦める
- 留学仲介業者の方から励まされ、再度推薦者を探し始める
- 出願期限直前に推薦状入手する
これはただの言い訳ですが、私は私立の大学出身です。多くの方がゼミなどにはいる4年生時、私はゼミに入る必要がなかったので入りませんでした。また、特定の教授や教員とも仲が良かったわけではありませんでした。
私にとって2名の推薦者を探すのは、いばらの道だったのです。
そして、9月中に4名の教員(先生)にお願いをしたところ、私のことを覚えていないからという事で4名全ての先生から丁重にお断りの返事が届きました。
当時は、出身大学から離れたところで勤務してたこともあり、直接依頼(交渉)することもできず、また4名以外の先生が思い浮かばず泣く泣く留学を諦めたのです。
ところが、1通のメールを受け取ったことから、私の留学準備は大きく進むことになります。
それは11月に届いた留学仲介業者の方から届いたメールになります。このメールの内容は1カ月間連絡のなかった私の現状確認というものでした。
そのため、私は正直に事情を説明し伝えました。推薦者が見つからず諦めることを。
私の話を聞いた後に、担当者に言われたことが驚きでした。
“誰からでもいいので、とりあえず推薦状をもらえるように頑張ってみてください”
推薦状は誰を推薦者に選ぶかは重要だと言われています。そんな中、「誰からでもいいので」っというのは衝撃的でした。
その時の担当者の方の説明だと、推薦状は大事だがそれが全てではないので、もう一度誰か推薦者になってくれる人を探してみてはどうかということでした。
そこから、私は再度推薦者を探し始め、最終的には2名の方から推薦状を書いて頂くことができたのです。
文字にするとこれだけですが、実際は大学の総務部(?)の方に協力して頂きながら推薦者を見つけることができたのです。大学の総務部の方とは2~3日に1回は電話しながら、推薦者探しに協力してもらいました。
推薦状を書いて頂いた先生、大学総務部の方には本当に感謝しております。
推薦状は英訳が必要
推薦状は海外の大学に提出する書類なので、当然英訳する必要があります。
私の場合は、推薦者が外国人講師だったこともあり、英訳する必要はありませんでした。ここは正直言って、かなりラッキーだったと思います。留学先の学校で、日本人で社会人10年近く経験したのちに留学された方と出会いました。彼の話では、この英訳が予想よりも大変だったそうです(とは言え、私のように期限ぎりぎりではなかったそうです)。
まとめ

私のようなケースはレアケースかもしれませんが、やはり推薦状の準備は早めにしておいて損はないです。
・推薦状は2通必要
・推薦状は英訳の必要あり
留学を考えている方は、私のように苦労しない為にも早め早めに行動して、推薦者を見つけることを強く強くおススメします!
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