
海外の大学院留学って入試とかあるの?
そんな疑問を解消します!

本記事を書いているRereは、
2012年にイギリスの大学院留学をしています!
ということで本記事は大学院留学の入試について解説します。
また、本記事での対象国はイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリアになります。
結論を言うと、日本の大学入学試験のようなペーパー試験はありません。
基本的には書類審査だけで合否が決まります。
とは言え、英語力を証明する必要があり、TOEFLやIELTSを受験する必要があります。
それでは、どんな書類が必要か見ていきましょう!
- 英語力の証明書
- 大学の成績表/推薦状
- エッセイ/履歴書
英語力の証明書
英語力を証明する為に受ける試験は国によって違います。
アメリカ・カナダ :TOEFL
イギリス・オーストラリア :IELTS
上記のテストで、大学院側が定めた水準以上の点数を獲得する必要があります!
TOEFLは聞いたことあるけど、IELTSって何?という人も多いと思います。
本記事では上記の英語試験の説明は行いませんが、
別の記事で紹介させて頂きます。
大学の成績表/推薦状
大学の成績表
大学の成績表って日本語ですよね。
その為、日本の大学の成績表をそのまま提出するわけではありません。
日本での成績を海外用のスコアGPAに変換して提出します。
※GPAとはGrade Point Averageの略で、各科目の平均点になります。
お気づきでしょうか。
既に卒業している方は、大学の成績を変えれない=GPAのスコアを伸ばせないんです。
既に卒業している方で留学を検討中の方は、大学の成績以外の点を充実させましょう。
GPAについて解説してくれているサイトありましたので、気になった方はこちらを。
推薦状
推薦状はそのままですが、第三者からあなたについて書いた推薦状です。
推薦状は私が一番苦労したパートでもあります。
基本的に推薦状は次の2種類があります。
- アカデミック・・・大学の教授や講師から書いてもらう推薦状
- プロフェッショナル・・・勤務先の上司に書いてもらう推薦状
基本的に推薦状は各1通の計2通が必要になります。
但し、上記の組み合わせは必須ではなく、割と臨機応変に対応してもらえます。
私の場合は職歴が短かったこともあり、アカデミック2通で出願しました。
結果、最終的には合格しています。
ただ、このアカデミックの推薦状2通入手するのでが非常に大変でした。
私の出身校ではゼミなどがなく、親しい教授などもおらず推薦状を書いてもらうのに苦労しました。
あまりにも推薦者が見つからず、一度諦めた程です。
(結果、留学仲介業者の方に励まされ再チャレンジして推薦者が見つかりました)
ちなみに推薦状は英語になりますので、
上司や大学の教授が英語を書けない場合は、自分で英訳する必要があります。
また、オーストラリアとニュージーランドでは推薦状が必要でないことが多いです。
エッセイ/履歴書
これは入社試験の志望動機と履歴書のようなものですね。
但し、履歴書は日本の履歴書とは違いフォーマットは自由です。
ペーパー試験がない分、大学院留学の選考では重要度が高い項目になります。
エッセイ/履歴書共に、英語での文章力が必要になります。
私も書いていた当時を思い出すと、かなり苦労した記憶があります。
文章力に自信がない人は、事前にしっかりと準備/勉強をしときましょう!
また、こちらに関してもオーストラリアとニュージーランドでは必要でないことが多いです。
最後に
大学院留学はペーパー試験がなく、書類選考(英語力は必要)になります。
必要な書類を集めるのは、意外と時間がかかりますので注意が必要です。
また、出願をする際に是非知っておいて頂きたいことがあります。
それは条件付き合格です!
簡単に説明すると、出願締め切り時にその大学が決めた水準以上の英語力がなくても、
入学までにその水準を超えれば合格できるというものです。
条件付き合格を出しているのはイギリス・オーストラリアの多くの大学院になります。
基本的にはアメリカとカナダでは条件付き合格というのは出していないようです。
(少なからず、出しているところもあるようですが。)
次の記事ではTOEFLとIELTSについて書いてみようと思います!
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